仕事

休職中に考えたこと

takoyaki4423

こんにちは。いそまるです。

休職中ですが、ある程度動いても良いとの医師の判断のもと書き綴っています。

まず、私は何者か改めて自己紹介したいと思います。

大学を卒業後、社会人として8年間製造業をしているものです。

独身ですがおそらく今後も出会いはないと察しています。小さい頃から人付き合いが苦手で、人見知りでした。

現在働いている会社も人数は多いものの、顔見知っているので慣れてきたと言えます。

作業内容は材料の攪拌をしているブルーカラーです。社員なので人を手配する仕事がメインのはずですが人手不足のため、現場に入って作業しています。夜勤勤務もあります。

症状について

体調の不調になった経緯を書いていきます。皆さんがもし同じ感覚があれば病院へいくことをお勧めします。

睡眠時間が日によって極端になる

最初の異変は睡眠時間です。

普段は寝る時間を決めているため起きる時間もある程度変わりません。この時間が徐々にずれていきます。

ある日は5、6時間しか寝れなかったり、またある日は10時間以上寝てしまったりが交互に起こります。しかし5時間程度の睡眠時間は一般に短すぎるわけではなかったので気にしていなかったです。

目覚ましで起きれない

次に目覚まし時計に反応しなくなりました。反応したとしてもほったらかしです。反応しなくなった結果、会社に遅れそうになり走っての出勤が増えました。

普段の自分と違うのです。客観的に見れば遅刻はする人はするものなので問題ないのではと思います。私の場合は今までで無断遅刻はありませんでした。

文字が読めないくなる

会社のメールチェックをするときに確認できなくなることがありました。内容が入ってこないので何度も読み返すことになりました。古代文字を読んでいる感覚に近いです。読む時間が増えたことで作業時間も増加。それがさらにストレスに感じていました。

聞いた情報が頭に入らない

何かをするよう指示されることがあるのですが、頭に入ってきません。片耳から抜けていきます。何回か確認してしまうので、自分が嫌になってきます。

上司や社長の名前が出てこない

普段のド忘れならまだ自分の能力が低いだけだと納得できます。しかし、上司の名前が出てこないのは流石に変だなと考えました。最終的に社長の名前が出なかった時点で病院へ駆け込むと決意しました。

医師に適応障害と診断される

医師に上記の内容を伝えた結果。中等度の抑うつの可能性があり、適応障害なので休んでくださいと伝えられました。

適応障害とは過度な不安・緊張、抑うつ、暴飲暴食、過度な飲酒、自信過剰などの総称と認識しています。その内の「抑うつ」が私の症状に当てはまるということです。

対話をしていくうちに、欲求がないことに気づいて納得するのですが、それまで気づかないのが恐ろしいと後に感じています。

1ヶ月の休職をする診断書をもらう

個人的に1週間くらいの休みになるのだろうと考えていたのですが、あまかったです。そんなに早く治るものではないと後にわかりました。1ヶ月と言い伝えられた時はあたふたしていました。そんなに会社を休んでしまって大丈夫なのかと。

この時に私は会社に依存していると気づいたのでした。

休まなければならないのに会社を気にしてしまう。今までもそうだったなと反省しています。以前は風邪を引いても出勤していましたね。

薬は処方してもらわず、とにかく寝るように指示されていました。何時でも何時間でも良いのでねてくださいと。会社に電話し次の日に診断書を提出するよう伝えられました。

会社に診断書を渡しにいく

郵送でも良かったのではと思っています。とても行きづらかったです。出勤というわけでもなく休みを伝えるだけのために出向くのですから。誰にも会いたくないと思いました。

社長ともう一人を含む3人で面談することになりました。診断書を提出するだけで帰れると思っていたのですが面談があるとは思いませんでした。あまり会話ができる状況ではなかったのですが、今の症状を伝え1ヶ月休むことになりました。

10日ほど寝込む

診断後は家で療養していました。

1人暮らしなので何とか自分で生活を維持しなくてはなりません。

休み始めが一番辛かったように感じます。布団から出られないのです。

体が重く感じられ、無意識にしているはずの呼吸ができない状態でした。意識しながら深呼吸の継続です。布団から這い出ても立ち上がれないので床を這って移動していました。

食べたものはプロテインとビタミンのサプリです。食事とトイレの後は布団に潜り何度も眠りました。

2週間後に少し回復。病院へ

2週間後、病院へ向かいました。

この頃には歩くことも食欲も戻っており人間味を取り戻したように感じていました。

そのことを医師にも伝え少し動いても問題なさそうだと判断されたようです。ただ、睡眠時間にばらつきがあるので睡眠薬を処方してもらい元の睡眠時間に戻していくよう言われました。

原因は仕事量と人間関係、睡眠時間

2週間以上経過した現在、執筆しているとおり体調は以前より回復しています。いや、会社で働いていた頃より快適に過ごしています。

原因を振り返っている途中なのですが、思っていることは3点あります。

周りの人より仕事量が多いと感じていた

年齢を重ねるにつれて、仕事は増えていくものですよね。

現場作業から離れて後輩の面倒をみたり、シフトを調整したりしていくわけです。

しかし、実際は現場に入りながら同時に行うことが多かった印象です。現場にパソコンを持ち込めない環境なので毎日走ってパソコンのある部屋まで移動、そして現場に戻るの往復をくりかえしていました。

特にパソコン作業は疑問を感じていた部分があります。DXが推奨されている中でプログラムを触ることができる人は部署で私だけでした。当然のことながら仕事量は他の人より多くなります。

それゆえに笑顔で話し合っている社員を見て嫉妬のような感情があったのは事実です。

必死で動き回っても「働け」と言われていた

仕事が多い中でいかに効率よく動くかが大事になってくるのですが、非正規雇用の方々は私の仕事を把握しているわけがありません。

それぞれ現場の仕事に集中しているのですから。現場に私がいないと仕事をサボっていると勘違いして「働けよ」言われたことが何回かあります。

一応、現場から離れる理由を説明はしているのですが、一定数そういう人はいるということです。あまり気にしないようにするのが正解ですが、うまく消化できていなかったようです。

何度も言われるわけではないですが、自分の中で「働かないと」という意識が常に頭の中にあり、日々何かに怯えている感覚でした。頑張っているのにさらに「頑張れ」と言われているのに近いかも。

睡眠時間が減っていた

睡眠時間が安定していたとありましたが、実際は以前よりも短い傾向にありました。

日々、計測器で睡眠を測定しているのですが、去年と比較して短かったです。ストレスもあって眠れない状態ではあったので仕方がないことではありますが、解決しておいた方が良かったかもしれません。

また、今休んでいてわかるのですが、私の睡眠時間の適性が10時間程度ではないかと予想しています。まだ、薬を飲んでいるので何とも言えないのですが、ロングスリーパーの可能性がありそうです。これも医師に確認してみようと思っています。

今後は

今後はまだ睡眠時間を含む生活リズムを整えることにします。最近は会社のことを気にすることなく過ごせるようになってきました。自分がいなくても回るでしょうと気楽な感覚です。

部署移動をお願いしてみようと考えています。無理かもしれませんし、移動したとしても自分にとって適職になるかわからず不安です。ですが、同じ部署に戻るということはまた精神を病むことになるのは分かりきっていることです。移動して失敗したら仕事を辞めて別の企業に転職することも考えたいです。

適応障害は一般的に1ヶ月以上治るのに時間がかかるようですが、私はかなり早めの回復でした。

なぜなのか振り返ると、まず自分の違和感をメモしていたことです。体調がすぐれない時は何がすぐれないか言葉に書き残すことで、あとで振り返ることができます。それをもとに何かがおかしいと判断して行動に移すことができます。

もう一つは一定の貯蓄があったのも心の安定剤となったように思います。今1000万円ほど貯まっていますが、辞めたとしてもある程度生きていけるという安心があったのが良かったのかもしれません。その分の不安がなく眠ることができました。

勉強になったのは、心身に不調がある時は気軽に心療内科に駆け込むことです。話を聞いてもらうだけでも気が楽になります。風邪を引いたら病院に行くのと同じように、気軽に行って大丈夫ということがわかりました。

もし皆さんも眠れなかったり、不安や焦りで体調がすぐれない時は病院に行って原因を突き止めることをお勧めします。長引けば悪化しましますし、辛い期間が続くのは大変で勿体無いです。生きている時間は有限なので利用できるところがあれば早めに使っていきましょう。

それでは。

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いそまる
いそまる
ライフポット運営者
節約と貯蓄の方法を勉強し実践。資産1000万円達成。次は2000万円を目指します。毎月収支を公開中。
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