肌断食してわかったこと
肌断食して1年が過ぎました。
最初は抵抗や偏見があり、効果があるのか良くわからない状態でした。
時間が経つにつれて実際に効果を感じることができたので、お伝えします。
最初に、筆者は独身の男性というです。このステータスをもとに参考にしてみてください。
肌断食とは
肌断食は、普段行っているスキンケアやメイクをやめて肌本来の力を引き出す方法です。
悩みとして、頭皮のかゆみやふけが多い状態でした。
特に真夏の夜なんかは頭の痒さで目が覚めることが普通でした。
色々調べていく中で、ある本を読み実践してみました。
当時はノンシリコンシャンプー、ボディソープを毎日使用していました。
世間的には一般的だと思います。
しかし、肌のかさつきや、痒みが多く様々な洗剤を試してみましたがうまくいかず。
何とかならないかと参考になる書籍を探し始めました。
まずは「湯シャン」から始めた
参考にした本がこちら
「シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった!」
半信半疑で実行してみました。
どのように痒みや抜け毛が起こるのか、図などを用いており読みやすいです。
肌のかゆみが徐々に無くなっていく
1日目の感想
一言でいうと「気持ちが悪い」でした。
ベトベトした感覚がありべたついていました。
始めた季節が夏ということもあり、より一層肌に張り付いた感覚がありました。
3日目の感想
1日目と感覚が同じです。
枕のカバーを毎日変えるようになりました。
潔癖症なんだなと実感しました。
少し痒みがでてきました。
頭皮にいる常在菌が偏っている状態だと痒みを引き起こす菌が多くなるようです。
1週間目の感想
痒みが減ってきました。
べたつきはまだありますが、あまり気にならなくなりました。
髪を洗うときが気持ちいい。
1ヵ月目の感想
痒みはありません。
べたつきもあるのですが、全く気にすることがなくなりました。
これがデフォルトであると理解しました。
枕カバーを交換したいという感覚が減り、潔癖だった自分が嘘のようです。
現在
習慣化しており、苦痛に感じません。
シャンプーをしたいかと問われれば、しないと答えるぐらい快適です。
今後はシャンプーをすることはないでしょう。
痒い時の対策
最初は痒みなどが続いているときがあり、何とかならないかなと考えていました。
筆者がやって良かったことは頭皮にワセリンを軽く塗っていました。
少量を指に乗せて、痒くなりそうな部分に塗っていくことで軽減されました。
部屋の空気が乾燥していると痒くなりやすいので湿度を保つことも大切です。
気になったところ
髪を洗う時間はかかります。
石鹸などを使用しない分、髪に付着した汚れは取れにくいです。
時間をかけて洗うことになるので、手間に感じることはあるかもしれません。
ちなみに筆者は煩わしくて坊主にしました。
なので女性にとっては大変になるかもしれません。
髪が長い分、洗う時間などのケアが必要になっていきます。
ボディソープもやめてみた
シャンプーをやめてから、頭皮の状態が良いことがわかりました。
それをきっかけに、体を洗う時も石鹸を使わなければ、体の痒みも減るのではと考えました。
結果は予想通りです。
痒みだけでなく、かさつきも無くなりました。
現在、使用している洗剤はハンドソープのみで手を洗うときに使っています。
意外と節約にも
ボディソープなどをやめてから気づいたのですが、お金の節約になっていました。
ボディソープだけで1か月1200円程かかっていました。
年間14400円です。
この先、購入をしないことを考えると10年、20年でみるとかなりの節約になりますね。
日本人は潔癖すぎる
海外と比べても清潔を保つということに過敏になりすぎているのではと感じています。
顔を合わせた時に、他人に不潔に思われないため体をきれいにしておく、ということは大切です。
しかし、きれいにする方向性を間違った結果、自分の体を痛めつけてしまっては長い人生を見たときに損をしていると思います。
人は細菌と共生するものであると理解できれば、もう少し自分の体をいたわる気持ちになるのではないでしょうか。