楽天から緊急のメールが来た
家計簿アプリを眺めていた時に、身に覚えのない出金があり「何も買っていないんだよな」と思いつつ、何を買ったか思い返していました。
しかし、全く買った覚えが無いので気になってきました。
そして、数日後に楽天からメールが届き、納得できました。
内容は第三者の不正の可能性があるので連絡してください、とのことです。
カードの不正利用があったと読み取られて連絡していただいたということです。
家計簿アプリ欄の項目名は「VISA国内利用 VS APPLE COM BILL」だったので、おそらくアプリ内課金であることがわかりました。
そこから、実際にiPhne内の購入履歴を確認したところ、身に覚えがないものがありました。
私は課金をほとんどしていません。
お金が抜き取られたという感覚を生まれて初めて知りました。
ただ、クレジット会社は身に覚えがない支払金は取り消してくれることを知っていました。
この知識があるだけで冷静でいることができたのは幸いだったと思います。
抜き取られた金額は2日で75000円でした。
もし何も知らずに1か月何もしなかったら、100万円近く取られていたことになります。考えるだけでゾッとします。
すぐに楽天メールに記載されている信用管理部に連絡して取り消してもらうようお願いしました。
以下、参考になれば確認してみてください。
信用管理部との電話の内容
楽天の信用管理部に連絡したときに聞かれたことを記載しておきます。
個人情報
個人情報は名前と生年月日を聞かれました。
クレジットカードの番号は聞かれません。
聞かれた場合は詐欺の電話番号であるようなので気を付けましょう。
項目に身に覚えがあるか
抜き取られた日に購入したものは自分が購入したものなのか、確認してきます。
指定の日の前後も聞かれました。
あらかじめ自分が購入したものと、そうでないものをリストアップしておくと慌てずに済むと思います。
私の返答は、身に覚えが「あります」「ありません」と答えていきました。
例:私はiCloudに加入していたので「身に覚えがあります」と答えました。
アカウント名とパスワードの変更する
アカウントのIDとパスワードの変更をしました。
クレジットカードの再発行
クレジットカードの再発行は電話では受け付けていないようでした。
数分後にメールが届くので、そこからチャットで申し込みをする必要があるようです。
その場で発行してくれたら、手間にはならなかったのですが。
Appleサポートにも問い合わせる
念のためAppleサポートにも電話をし、筆者が購入したものではないことを連絡しました。
色々と話していく中でわかったことがあります。
Appleアカウントを乗っ取られていた。
サポートからiPhoneを遠隔操作しながら見ていくと、身に覚えのないクレカIDやスクリーンショットが記録されていたことがわかりました。
どこで乗っ取られていたかはわかりません。
しかし、Appleメール内に「身に覚えのない端末からアクセスがありました」との内容を受信していたので乗っ取られたのは間違いないようです。
Appleのメールは全く利用していないので気づくのが遅れたということです。
領収書も受信されていたので何を購入したかもわかりました。
サポートにしたがってパスワードを変更して終了です。
今思っていること
審査が通るか心配
まず返金対応するまでに1か月かかるとのこと。
その間に審査をして本当に不正利用であったかを判断しているということですね。
もしかすると、返金できないかもしれないという不安はあります。
知識ではわかっていても実際の状況になると、どうなるのか気になってしまうものです。
全額返金されることを祈ります。
公共料金支払いの再登録が大変
公共料金やサブスクなどをクレジットカード払いにしていたので、新しいカードが届いたときに登録しなおさなければなりません。
また、届くまでのつなぎのカードも必要になります。
クレカ支払いのデメリットですね。
不正利用されたときの登録のし直しを軽減する対策は利用するショップを減らすこと。
なるべく、シンプルにしておくことが大切だと実感しています。
何事も経験が必要
「お金をとられてしまった」という事実は変わらず、ネガティブに考えれば許せないという感情が湧き上がります。
以前の自分だとこんな考えだったと思います。
しかし、様々な人の考え(本など)を知ることでその考えを改めることができます。
ポジティブに考えてみましょう。
例えば、失敗が自分の経験になり、次の対策に活かせる。
他に同じく困っている人を助けることができるなどです。
感謝するとしたら盗んでくれた人に「ありがとう」と伝えるのもありかもしれませんね(いやそれはないか)。
返金されたらまたご報告します。それでは。